Thievery CorporationはアメリカはワシントンD.C.出身の「デュオ」です。
90年代「後期に入ってくる時期」はちょうど「グランジ」や「ブリットポップ」なんかの
ギター主流の音楽も落ち着きだした頃ということくらいは、
管理人様はご存知かも知れません。
丁度その時期「アシッド・ジャズ」と言われた
ジャズをDJがクラブでかけてダンス・ミュージックとして解釈・アレンジし直すムーブメントと
また、ヒップホップの隆興とのクロスオーバーも同時期にありました。
Radioheadなんかに代表される実験的・内省的な音楽、
「トリップホップ」と呼ばれたMassive Attack、Portisheadの台頭もありました。
基本的には、そういった括りで捉えていいバンドだと思います。
(私個人としては、そういった音楽も大好きなんですが、
ブルース、ハードロックギター強めのStereophonicsのようなバンドも好きでした。
ただ上記のトレンドがありましたので、
Oasisなんかに代表されるような没落と重なっちゃって、
出てきたタイミングが悪かったような印象はありますね。
勿論、Stereophonicsも国民的ビッグバンドなんですが。)