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作者に嫌われた理由 - はりでー
2018/05/29 (Tue) 18:19:19
管理人さんこんにちは

レディプレで知ってシャイニングを初めて見ました
作者は映画を豪華な車だけどエンジンがないと
言ったみたいですが、いまいち意味がわかりません
説明とかお願いできませんでしょうか?

Re: 作者に嫌われた理由 - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/05/29 (Tue) 22:19:09
はりでー様

はじめまして。

作者、つまりスティーブン・キングですが、映画『シャイニング』を「美しいがエンジンがない車のようなものだ」と評していますが、簡潔に言えば

・美しい車=お金と時間をかけて作った映画
・エンジンがない=ホラーではない

ということだと思います。ここでキングが言う「ホラー」ですが、キングは人間の心、つまり優しさとか、弱さとか、愛することとか、暖かさとか、家族の絆とかがあって、その中での「恐怖(ホラー)」を描かないとホラーとは言えない、と考えています。さらに原作にはキリスト教的な意味合いも含まれています。しかし無神論者で映像重視のキューブリックはそういった、小説『シャイニング』でキングが大切だと思っていた要素を排除し、単なる「映像で見せる恐怖映画」にしてしまいました。キューブリックは原作について「構想は素晴らしい」が「ラストは陳腐」と考えていたようで、小説にあるような「感動的」なラストシーンは早い段階から変えるつもりだったようです。

キング自身が映像化したTVドラマ版もありますので(長いですが)興味があればぜひご覧になってください。キングの言う「ホラー」とはこういうことなんだ!というのがよくわかりますので。キングはキングの考え方があるし、それはそれで「小説としては」正しいのですが、ではどちらの『シャイニング』が傑作と呼ばれ、現在まで語り継がれ、2018年の今に至って大々的にオマージュされているかといえば、それはキューブリックの映画版です。キングが映画版を毛嫌いする理由は、自身が制作したTVドラマ版が評価されていないどころか、人の口の端にも上がらないことに対する「嫉妬」があるのかもしれませんね。
Re: 作者に嫌われた理由 - はりでー
2018/05/30 (Wed) 21:07:32
ていねいな説明ありがとうございます!

テレビドラマ版というのがあるんですね。
今度見てみます!

ところで次に見るキューブリック映画で
おすすめはありますか?
なんだか難しいという話が多くて
迷ってるんです。

ぜひ教えてください!


Re: 作者に嫌われた理由 - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/05/31 (Thu) 01:02:34
はりでー様

そうですね・・・「わかりやすい」という意味では『博士の異常な愛情』ですね。『時計じかけのオレンジ』もわかりやすと思いますが、一部でトラウマ映画とか言われています(管理人はそうは思いませんが。笑)。あとはネットスラングで有名な『フルメタル・ジャケット』でしょうか。『2001年宇宙の旅』はSFの基礎知識があればそんなに難解ではないとは思いますが、そうでないとチンプンカンプンでしょう。もし女性なら『アイズ ワイド シャット』はすんなり入ってくるかも知れないですね。『バリー・リンドン』も女性向きでしょう。

以上ですが、参考にしてみてください。
Re: 作者に嫌われた理由 - はりでー
2018/06/04 (Mon) 19:35:49
さっそく博士の異常な愛情を見てみました!

めっちゃ面白かったです!
次は時計仕掛けのオレンジを見ようと思ってます

いろいろありがとうございました!
はじめまして - N
2018/05/27 (Sun) 14:24:19
はじめまして。

たまたまシャイニングの「犬男」について検索したところ、このサイトを見つけました。
TV版のシーンは初めて見ましたが、全く別ものですね…。

2ヶ月も前の話ですがフルメタルジャケットのハートマン軍曹を演じた
ロナルド・リー・アーメイさんが亡くなったようですね。
彼が地獄の黙示録にも出演、さらにベトナム従軍歴まであることを知り驚きました。
ご冥福をお祈り致します。
Re: はじめまして - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/05/27 (Sun) 21:52:37
Nさん

はじめまして。

「犬男」については記事にした通りなのですが、唐突すぎるし説明不足なので初見で理解できる方はほとんどいないと思われます。私も原作を読み、TV版を観てやっと理解しました。

アーメイについては本当に残念です。でも、軍の訓練教官のイメージを確立させたのは彼の功績ですし、それは永遠に継承されていくでしょう。これは素晴らしいことです。まさしく「海兵隊は永遠である」ですね。

ご訪問ありがとうございました。また、調べたいことがありましたらお寄りください。
Re: はじめまして - N
2018/05/27 (Sun) 23:29:05
管理人様

返信ありがとうございます。

「犬男」についての解説は分かりやすいうえに非常に興味深いものでした。
僕にとって作品中で最も怖いシーンのひとつですが、初めて見た時の感想は
まさに訳が分からず、その不可解さと異様なシチュエーションにこそ
恐怖を感じたのだと思います。あれに比べるとTV版の「狼男」はコントのようです。

続編映画が公開されるそうですが、正直あまり期待していません。

ところで管理人様、「○CA」という社名に見覚えはありませんか?
僕が以前勤めていた会社ですが、勘違いならスミマセン…
Re: はじめまして - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/05/28 (Mon) 00:19:57
N様

ツイッターでは勘違いされている方を多数見かけますが(これは記事にキューブリック版の写真を使うのが悪いですね)映画は「小説版シャイニング」の続編になるのでキューブリック版との関連はほぼありません。気にしなくていいと思いますよ。私は「別物」として楽しめればそれでいいと思っています。

○CAとは映画の配給会社か何かでしょうか・・・すいません、存じ上げておりません。ごめんなさい。
Re: はじめまして - N
2018/05/28 (Mon) 01:36:39
管理人様

たしかにどのニュース記事を見ても映画版の写真が使われていますね。
スティーブンキングとしては不本意でしょうが、シャイニングと聞いて
小説よりも映画版を連想する人は思いのほか多いんだと思います。


妙な質問をしてしまいスミマセンでした。
以前お世話になった方がキューブリックの熱狂的ファンで
このサイトを見たとき「運営してるのはもしかしてあの人では…」と思いましたので。
●CAというのは僕がその方と知り合うキッカケとなったデザイン事務所です。

いろいろとありがとうございました。
mesto 場所について - よっしー E-mail
2018/05/20 (Sun) 00:02:49
時計仕掛けのオレンジの貴重な英単語の掲載誠にありがとうございます。

本日は”mesto”場所という 単語について気になる事があり連絡致しました。”mesto”という単語はアレックスとジョージー、ディムがアレックスの居住地の 下で争っていた時に映画で使われていなかったでしょうか?そが気になり連絡致しました。
Re: mesto 場所について - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/05/20 (Sun) 21:37:52
よっしーさま

ご指摘ありがとうございます。日本語字幕では確認できなかったので、英語字幕で探してみます。
情報ありがとうございました!
「バニー・レークは行方不明」 - sinika E-mail
2018/03/15 (Thu) 22:00:25
blogいつも楽しく拝見しております。

「2001年」のキア・デュリアが主演していることからどんな映画かと、ツタヤで借りて見ました。「バニー・レークは行方不明」です。(オットー・プレミンジャー監督・1965年英)「時計じかけ」のエイドリアン・コリも出演しています。この映画は「シャイニング」にインスピレーションを与えてるのではないでしょうか。似た点を挙げてみます。(「バニー・レーク」は予めストーリーを知ってしまうとまったく価値のない映画であること予めお知らせします。)

まず、ソール・バスがポスターのデザインをしていること。
主人公には空想の友達がいること。その名前が似ていること。(一方はバニー。ダニ-の友達はトニー。)
男の狂気のアップが印象的に使われること
女と逃げる子供を、狂気の男が追いかけること
男が足をくじくこと
逃げる子供が収納スペースに隠れること
追いかける男が戸をノックすること
打楽器を多用した不協和な音楽が効果的に用いられること
追いかけは遊戯的な様相を帯び恐怖を増すこと
追いかけは館と遊具のある庭で展開されること

元ネタというより、オマージュ・引用として使われているのではないかという気がしました。
Re: 「バニー・レークは行方不明」 - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/03/15 (Thu) 22:12:59
sinikaさま

はじめまして。

「バニー・レークは行方不明」ですね。
全く存じ上げておりませんでした。
とりあえずどこかで観てみます。
共通点は気になりますね。

情報ありがとうございました!
Re: 「バニー・レークは行方不明」 - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/04/09 (Mon) 08:54:17
sinikaさま

『バニー・レークは行方不明』を観てみました。
各所で評価が高いようですが、それも納得のとても面白い作品で、楽しめました!
キューブリックはこの作品を観てケア・デュリアを
『2001年』のボーマン役にキャスティングしたのでは?と思いました。
あの冷たい表情はボーマン役にぴったしですので。

ご指摘の部分は主に『シャイニング』との共通項ですが、
「トニー」や「館と庭」「遊戯的」はキングの原作準拠の部分もあるので、
何とも言えないところです。
英文でも検索しましたが、特にそういった指摘の記事は
ヒットしませんでした。

「オマージュ」と言い切るには情報が不足していますので
何とも言えないところですが、
作品全般を覆うヒッチコック的な雰囲気は
キューブリックが好みそうな作品ではあるので、
今後裏付けの証言が出てくる可能性があります。
キューブリックが好んだ映画のマスターリスト
http://kubrick.blog.jp/archives/52176115.html
にリストアップされれば、確定なんですが・・・
現状はここまでしか言えませんので
申し訳ないですが保留ということにさせてください。

情報ありがとうございました!
Re: 「バニー・レークは行方不明」 - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/04/11 (Wed) 20:53:15
sinikaさまの情報を元に、ケア・デュリアのインタビュー記事に行き当たり
それを元に記事を書きました。
情報提供元としてsinikaさまのお名前を掲載させていただきましたが
問題があれば対応いたします。

http://kubrick.blog.jp/archives/52244049.html

重ね重ね情報ありがとうございました。
レディープレイヤーワンで見られるキューブリック映画 - okayu
2018/03/30 (Fri) 08:49:49
いつも楽しく拝見しております。
今僕はアメリカに在住しておりスティーブンスピルバーグ監督の最新作、レディプレイヤーワンを観にいったのですがそこでキューブリックのある映画へのリスペクトが見られました。このシーンを見るためだけでもこの映画を見る価値があります。もしよかったら是非観に行ってみてください。
Re: レディープレイヤーワンで見られるキューブリック映画 - KUBRICK.blog.jp 管理人
2018/03/30 (Fri) 09:01:37
okayuさま

ツイッターのタイムラインにスピの話題がちょくちょく上がってって、
何かと思えばそういうことだったんですね。

最近ノーランやウェスなどの新世代が
キューブリックへのリスペクトをあらわにしていて
ちょ、元祖はオレ、しかも一緒に仕事してたし!ってことなんでしょう。

情報ありがとうございます。オマージュはシャイングですか?
ダニー役のダン・ロイドが反応していたんで。。
いや、言わなくていいです(笑 ぜひ観に行きたいと思います!