1158315

当ブログに関してご意見、ご質問、ご感想などありましたらご自由にメッセージを書き込みください。
【スパム対策のためURLはリンク欄をご利用ください。NGワードを設定していますので書き込みは伏せ字をご使用ください】






新作映画での『2001年宇宙の旅』の新たなパロディについて - Ken Hound
2023/03/15 (Wed) 15:29:00
いつも投稿お疲れ様です。
以前、king gunの情報を書かせていただいたものです。
すでにご存知のことかもしれませんが、まだ記事にされていなかったので、念の為、情報共有させていただきます。

つい、一昨日アカデミー賞作品賞を受賞した、ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の作中、半ばぐらいにおいて、マルチバース上で人間の手がソーセージでできた世界線が存在するというシーンにおいて、『2001年宇宙の旅』の作中冒頭のヒトザルが骨を使い、縄張りの同じ種族だったサルを倒し、自然淘汰を表すシーンがあると思いますが、その構成を使いヒトザルの手もソーセージになっており、普通の手をしたサルが倒されるといった感じのかなりのパロディとしてシーンが挿入されていました。
おそらくですが、合成的なものではなく、パロディとして撮影されたもので、
このシーンではツァラトゥストラはかく語りき的な音楽も用いられています。

拙い文章でわかりづらくてすみません笑、ご覧になられていたら幸いなのですが、ご存じなかったらYouTubeでも非公式ながら確認できますので、是非一度ご覧ください。よろしくお願いします〜。

Re: 新作映画での『2001年宇宙の旅』の新たなパロディについて - 管理人
2023/03/16 (Thu) 12:12:51
Ken Houndさま

おお、今話題の映画ですね。
アカデミー作品賞(しかも6冠)獲っちゃいましたが
そんなシーンがあるんですか。

情報ありがとうございます!
記事にしたいとおもいますが
最近ちょっと多忙ですので気長にお待ちください。。。
Re: Re: 新作映画での『2001年宇宙の旅』の新たなパロディについて - Ken Hound
2023/03/16 (Thu) 17:17:29
返信ありがとうございます!
是非よろしくお願いします〜気長に待ってますよ。
季節の変わり目ですので、身体にお気をつけください!
キンライサーのCM - Athos Link
2023/02/11 (Sat) 22:25:32
Kubrick.blog管理人さま

ブログをいつも楽しみに拝見しています。
昨年11月にAthos名で一度投稿いたしました。

ガス給湯器などの販売、設置事業を展開するキンライサーさんのCMが「2001年」のパロディーになっていることに気がつきました。ダチョウ倶楽部さん、アンミカさん、劇団ひとりさんが出演されていて、昨年10月から放映されているということです。
キューブリックの映画にはトイレとともにお風呂もよくでてきますからある意味、納得できます。しかし気がつく人は少なそうです。
Re: キンライサーのCM - 管理人
2023/02/12 (Sun) 00:37:06
Athosさま

私もこのCM「ひょっとして・・・」と思っていたのですが
同じように思った方がいらっしゃったのは心強いです!

記事にさせていただきます!!
かわらばた・やすしさん - 崎環
2023/02/10 (Fri) 01:14:00
 訃報です。翻訳家/映画評論家の河原畑寧さんが亡くなりました。『時計じかけのオレンジ』サントラLPの解説でお名前は見ていましたが、名前の読みと近影は訃報で初めて知りました。
 ダゲレオ出版のキューブリック本(内山一樹さんは『映画論叢』62号で『バリー~』フィルム上映に言及されないかな?)で『2001年~』から『シャイニング』までの映画評が紹介されています。難解誤解の塊だった時代に作品のキモをサクっと言い当てる見識の凄まじさ!ただただ敬服します。
Re: かわらばた・やすしさん - 管理人
2023/02/11 (Sat) 00:44:11
崎環さま

ツイッターでは第一報をツイートさせていただいております。
私もお名前の読み方は訃報で初めて知りました。
現在追悼記事を執筆中です。

・・・グーグルのアドセンスさんは訃報記事はNGなんです。
安易にアクセスを集めやすいからなんでしょうけど・・・
Re: かわらばた・やすしさん - 元・空想科学少年
2023/02/11 (Sat) 09:15:17
管理人様
崎環 様

失礼いたします。

1970年発行の"THE MAKING OF KUBRICK'S 2001" には、「2001年」公開当時の批評や著名人のコメントが集められていますが、
日本人としてはただ一人、河原畑寧さんが選ばれて、『映画評論』に書かれた批評の抜粋が掲載されています。
『映画評論』の文章は直接読んでいませんが、他の書籍か雑誌(失念しました)に転載されたものは読んだことがあります。
元の文章では、河原畑さんはキューブリックについて"彼は私が想像しているよりもはるかにサムライようだ"と書かれていましたが、
英訳の段階で"He is a far greater person than I had imagined" となってしまい、
90年代にソニー・マガジンズから発売された邦訳版では、
"彼は私が思っていたよりもはるかに偉大な人物だ" とそのままの訳になってましたね。
やはりキューブリック・フリークである石上三登志さんが雑誌(失念しました汗)の対談でこの事に触れられ、河原畑さんは『文章が簡単だったから翻訳しやすかったんじゃないかな』と話されてました。
フェデリコ・フェリーニやリチャード・レスター、ソール・バスといった面々と並んで選ばれたのですから、当時の若手の評論家としてはすごいことだと思います。
Re: かわらばた・やすしさん - 崎環
2023/02/11 (Sat) 15:32:09
 管理人さま。
 記事楽しみにしております。

 元・空想科学少年さま。
 私も好きですヴィンテージ吹替。お芝居も声も台本も今の視点では規格外。今は規格化というか音質美麗で大人しく毒気薄く、“サムライな”翻訳家も突飛で豪快な声優も出番が無い。足して二で割った辺りにならないものか。とんがった人たちがウヨウヨいる時代って大切!
 ご紹介の河原畑さんによる『2001年~』評には「これは一種の宗教映画である」とも書かれていました。オウム真理教が切り取って教団ビデオに使ったり、み×ず学苑がCMに借りるようなアヤシい宗教に都合よく切り取られる弱みさえ言い当ててしまったような。それともまさか『猿の学生』なんて苦しいダジャレを(途絶)
シンセサイザーと音楽の専門誌 FILTER - 元・空想科学少年
2023/02/07 (Tue) 23:01:13
ご無沙汰しております。

管理人様はすでに入手しておられるかもしれませんが、
今日ぶらりと立ち寄った書店で購入しました。

特集タイトルの通り、映画における"電子音楽"の歴史の大特集。
「時計じかけのオレンジ」の音楽解説に7ページ。ウェンディ・カーロスへの言及も。
他にブレランとヴァンゲリス、冨田勲...etc.

「スパルタカス」にも電子音楽が?
オンディオリンとよばれるシンセの前身のような楽器が使われたそうで。
楽器名以外の記述がなく、どのシーンで使われたのか興味があります。

あと、ちょっと話が古くなりますが、
「現金に体を張れ」と「突撃」のBDにテレビ放送時の吹替音源を提供させていただきました。
Re: シンセサイザーと音楽の専門誌 FILTER - 管理人
2023/02/08 (Wed) 00:58:18
元・空想科学少年さま

フィルターは注文しましたが、手元にはまだです。
届きましたら記事にしたいと思います。
どうやら内容は充実してそうですね。

>あと、ちょっと話が古くなりますが、
「現金に体を張れ」と「突撃」のBDにテレビ放送時の吹替音源を提供させていただきました。

ええっ!あの音源は元・空想科学少年さまの提供なんですか!
すごい・・・。

残る吹き替えは『ロリータ』『シャニング』ですが、
『ロリータ』はTVOAを録画したビデオを持っていました。
ですが、ビデオソフト発売で処分してしまいました。。。
まあでも、最初のキルティのシーンがばっさりカットされた版ですので
(いきなり飛行機のシーン)あまり貴重じゃないかもですが。

Re: シンセサイザーと音楽の専門誌 FILTER - 元・空想科学少年
2023/02/08 (Wed) 12:47:46
「現金に体を張れ」は70年、「突撃」は68年の初放送ですが、
私が提供した録画はそれぞれ90年代前半、86年頃と比較的最近のものです。
私は兵庫県民で、地元のサンテレビで平日の午後や週末の深夜に放送される映画をよく録画していました。
両作品はもともと吹替収録の予定がなかったのですが、メーカーから発売告知があった時点で、"フィールドワークス"さんという会社に録画を所有していることを申し出てメーカーに連絡後に収録が決まりました。
フィールドワークスという会社の業務のひとつに、失われてしまった吹替音源を一般に募集をかけて録画(録音)テープを発掘しソフトに収録、または放送素材として提供するというのがあります。
「現金」と「突撃」はともに放送自体が古く、吹替音源の現存の可能性すら検討されていなかったかもしれません。
これまでに10作品ほどに音源を提供させていただきました。

「ロリータ」の録画は私も所有しています。90分枠での放送のものですので正味70分程度。オリジナルの半分以下にまでカットされていますね。
今後、収録されるかどうかはメーカーの熱意次第ですね。
ワーナーのようなハリウッドのメジャー会社は最近はあまり積極的ではないようです。
「2001年」の初回の録画も所有していますが、BDに収録されているのは再放送でカットされた部分に補完吹替を追加したもので不自然なところがあります。ちょっと残念ですね。

「シャイニング」の吹替は数年前にシネフィル・イマジカが放送しましたね。
北米版を約120分にカットした吹替版でした。
Re: シンセサイザーと音楽の専門誌 FILTER - 管理人
2023/02/09 (Thu) 00:37:50
元・空想科学少年さま

私も関西に住んでいた時期があり、
熱心にTVオンエアの映画を録画をしていたのですが、
引っ越しを繰り返すうちに
かさばるVHSは全部処分してしまいました。泣
まさか吹き替え版が重宝される時代が来るなんて
想像もしてなかったです。

番組名は覚えていませんが、
関西の深夜帯に映画を流す番組があり、
その核戦争特集で『博士』を初めて観ました。
マンドレイクがキンキンのやつですね。
同じ特集で『渚にて』も観ました。
あの時代はレンタルビデオかお昼&深夜映画が
主な視聴方法でした。
ゴールデンの映画番組よりも
マニアックで面白かったですね。
Re: シンセサイザーと音楽の専門誌 FILTER - 元・空想科学少年
2023/02/10 (Fri) 10:38:45
管理人さま

>番組名は覚えていませんが、
関西の深夜帯に映画を流す番組があり

それは、読売テレビの"シネマだいすき!"ですね。
80年代の半ば頃から90年代終わり頃(?)まで年に数回、様々な切り口で特集を組んでいました。
「渚にて」のBDが今年発売予定ですが、いまちょうど吹替音源を募集中で、
私もその"シネマだいすき!"の録画テープを提供しました。

キューブリック関連では、「2001年」と同じボアハムウッドのスタジオで撮影され製作時期の重なる「プリズナーNo.6」や撮影をやはり「2001年」のジェフリー・アンスワースが担当した「テス」にも音源を提供いたしました。

こういう事があると、数年前まで持て余していた録画テープが宝のように思えてきます。
Re: シンセサイザーと音楽の専門誌 FILTER - 管理人
2023/02/11 (Sat) 00:50:41
元・空想科学少年さま

そう『シネマだいすき!』でした。
なつかしい!
西梅田の大毎地下とこの番組で
ずいぶんと鍛えられました。

録画ビデオは今となっては貴重な資料です。
大切になさってください。

・・・大切にしなかった私が言っても説得力ないですが。汗

追記:フィルター届きました。
Re: シンセサイザーと音楽の専門誌 FILTER - 元・空想科学少年
2023/02/11 (Sat) 09:23:16
大毎地下では「博士の異常な愛情」を「ブレードランナー」との2本立てで観ました。
84年頃ですね。
同じビルの10階辺りにあった毎日文化ホールでは85年か86年に「バリー・リンドン」を観ました。パイプ椅子に3時間超笑
キューブリックとオフュルスと - シネマホリック Link
2023/01/16 (Mon) 21:36:38
興味深いサイトを見つけました。
(自作自演ではありません、念の為笑
投稿します。
もしよければ、ご一読を。
Re: キューブリックとオフュルスと - 管理人
2023/02/08 (Wed) 01:09:48
シネマホリックさま

遅くなりました。読みました。

オフュルスとベルイマンはちゃんと検証しなきゃ
いけないんですが。。。

引用明記、ありがとうございます。
【関連記事】ジョン・レノンとオノ・ヨーコのかつてのパーソナル - シネマホリック Link
2023/01/15 (Sun) 07:45:36
オノ・ヨーコ氏のかつてについては、
こちらに詳しくあります。
よかったらどうぞ。
Re: 【関連記事】ジョン・レノンとオノ・ヨーコのかつてのパーソナル - 管理人
2023/01/17 (Tue) 00:17:34
シネマホリックさま

すごい!ドントウォーリーのキョウコさんは初めて見ました。
それにダン・リクターの妻のジルも初めてです。
内容も濃くて素晴らしかったです!
情報ありがとうございました。
キューブリックのくずかごPart2 - 崎環
2023/01/12 (Thu) 17:19:08
 田舎暮らしの大晦日、部屋にクロスズメバチが一匹飛んでいました。雪が降り積もる低温では動きは緩慢で、あちこちでうずくまる。共棲しようなどと仏心は湧きませんでしたが(ゴメン)『シャイニング』原作のスズメバチって、あからさまな超常現象だったのですね。

 皇帝パルパティーンもビックリ!アレックス・ノースが『2001年~』没スコアを一部蔵出しし、『バリー・リンドン』のトニー・ローソンが編集を務めた1981年の映画『ドラゴンスレイヤー』4K盤が、3月米国で発売されます。見どころは多いのに日本では劇場未公開だった上、ブルーレイが出ずBS/CSでも放送された形跡無し。今度こそ日本語盤、出ないかなっ!
Re: キューブリックのくずかごPart2 - 管理人
2023/01/16 (Mon) 21:46:48
崎環さま

スズメバチってそういうことなんですね。あまり不自然に感じていませんでしたが、確かに冬に活動的なススメバチは違和感あります。TVドラマ版では映像化していましたが、超常現象感は皆無でした(笑)。キューブリック版の「蜂の巣柄のカーペットがダニーを取り囲む」方がよっぽど違和感がありますね。
時計じかけのオレンジ日本版予告編 - takeboh
2022/12/20 (Tue) 23:13:14
こんにちは。
以前少し書いた「時計じかけのオレンジ」日本版劇場予告編。部屋の奥底に眠っていた昔買ったLDが出て来たので再生して確認してみたら、特典映像として収録されていました。当時のLDカタログに因れば1991年10月25日リリースとなっていますね。来年2023年はワーナー映画設立100周年ということで、ワーナー映画を代表する様々な作品の100周年記念版のリリースが予定されているそうですが、「時計じかけ」もこういったコンテンツを含んだ記念版が出るといいですね。
Re: 時計じかけのオレンジ日本版予告編 - 管理人
2022/12/23 (Fri) 18:24:03
takebohさま

やはりそうでしたか!
ご確認ありがとうございます。
この予告編、評判いいんでどこかで
再度オフィシャルに円盤に収録して欲しいですね。
復刻物 - takeboh
2022/12/21 (Wed) 00:54:53
連投失礼します。
そういえば、こんなのウチにあったなあと、ふと思い出した物。
雑誌「スクリーン」1980年9月号の付録、"保存版なつかしの映画実物大チラシ集〈SF映画編〉"。
B4強の用紙が4つ折にされたもので、B5チラシが実物大に復刻されたもの。
「2001年」の、このチラシの現物は見たことがないのですが、B6二つ折りだったようですね。(某映画チラシデータベースサイトではB5二つ折と記載されていますが)
1978年リバイバル以降のチラシは容易に現物を入手出来ますが(銀座にある某チラシ専門店では78年版チラシがそれこそ余剰在庫として適当に置いてあったり)、初公開時のチラシは相当プレミア物になっていますね。
これは複製物ですけど、もう既に40年以上前のものですから、これはこれで資料としても貴重かも知れませんね。
フィルム上映のことなど - 崎環 Link
2022/12/14 (Wed) 20:11:10
 『バリー・リンドン』フィルム上映について、行かれる方は是非闇と明かりの境界に注目して下さい。ブルーレイ化では零れ落ちがちな、潰れそうで潰れない暗がりの情報量はフィルムの独壇場で、【特殊レンズと改造カメラ】以前にテスト撮影や現像所との喧嘩など、暗がりに情報を詰め込むノウハウにも分厚い歴史があります。
 この辺にはデジタル撮影の罪も転がっていて、機材の発達でなまじよく映るため、創意工夫が行われていないと感じます(個人的にテレビドラマや映画『パラサイト 半地下の家族』等がリファレンスなので、実際には異なるのでしょう)。

 大口孝之さんが書かれたAV Watchの記事で、キャメロン監督『アバター』続編のハイフレームレート上映に触れています。毎秒60コマで上映する効果とリアリティをダグラス・トランブルに示唆したのはキューブリックだった!というお話。『2001年宇宙の旅』についても、トランブル絡みで面白い話を幾つもされる。分厚いメイキング本があるのに、明かされていない興味深い裏話がまだまだあるようですね。
Re: フィルム上映のことなど - 管理人
2022/12/17 (Sat) 03:33:20
崎環さま

デジタル化の功罪については様々語られていますね。
バリーリンドンはフィルムの威力を感じられる
最高のマテリアルの一つだと思います。
ただ、上映が小ホールなのが残念です。

リンク先は読ませていただきました。
専門用語は頻出し、半分も理解できませんでしたが
フレームレートが低い方がリッチに見える
という話はなんとなく理解できました。
私もフィルム→VTRの過渡期をリアルで体験しましたので。

情報ありがとうございました。