管理人さま
いつも興味深い記事をありがとうございます。
昔からキューブリックは大好きなのですが、このブログを通じて触れた解釈や裏話は山ほどあり、感謝感謝です。
さて、先日のヤン・ハーラン氏のインタビュー記事を読ませていただき、数カ所疑問がありましたので、原文と対照してみました。文脈にはかかわらない細かいところですが、確認いただいてもよいかもしれません。
>いつも公園を散歩していたわけではありませんが、最高に満足できるものでした。
a walk in the park というのは、「簡単な仕事」という意味のイディオムのようです。「苦労がないわけではなかったけど」ということでしょう。
>「特に初期の映画が面白い」(他の人が言うには)。
これは原文では、the aliens となっています。アレンの「スターダスト・メモリーズ」の宇宙人たちが「特に初期の映画を楽しんでるぞ」と発言することへの言及ですね。
>抑えきれない感情で「大人になりたい」と思い、
ハーランの息子ベンが「テス」に感動した、という面白い話の部分です。grown-up になりたい、というのは、「子供みたいに泣いて恥ずかしい」という意味です。良い訳は思いつかないのですが、「ベンは引き込まれながらも、「大人っぽく」抑えきれない感情に対処しようとしていました。でも、最後には目を潤ませて「テス2があったらいいな」なんて言ってました」
以上、すこし気になった部分について書きました。
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ウディ・アレン主演でアイズを考えていたというのは驚きでした。でも、会ったことがないんですね。ユダヤ人ニューヨーカーとして、共通点が多いから尚更なんでしょうか。
では、また引き続き、よろしくお願いします。末長く活動されることを期待しております。